やりたいことリストの作り方|見つけ方のコツと書いたままにしない方法

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やりたいことリストを、毎年書く人も多いのではないでしょうか?

しかし、中には「書いたままで実現できなかった」「そもそもやりたいことがない」と感じる方も少なくありません。

やりたいことを書き出すことは、満足感や達成感を得られるだけでなく、「なりたい自分を見つける」時間にもなるものです。

そこで、今回は、やりたいことリストの作り方と活用方法について解説します。やりたいことの見つけ方のコツもぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人「清水真心」の自己紹介の画像です。記事内挿入用
目次

やりたいことリストの作り方・活用方法

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やりたいことリストの作り方は、下記の3つのステップです。

  1. やりたいことの期間を考える
  2. 期間ごとでやりたいことを書く
  3. 今年のやりたいことを書く

やりたいことリストを書く前に、まずは作り方の全体について理解しておきましょう。

また、中には「毎年やりたいことリストを使いこなせない」と感じている方もいるかと思います。

達成度や満足度を高めるためには、書いたままにせずに、定期的に見直すことがポイントです。

はじめに、やりたいことリストの作り方についてご紹介します。

1.やりたいことの期間を考える

はじめに、今思いつくやりたいことを実現させる時期や、叶えるまでの期間を考えてみましょう。

大きく分類すれば、「人生の中で実現させたいこと」「少し先の未来で実現させたいこと」「すぐ(今年)実現させたいこと」のように分けられます。

1年のやりたいことリストの中には、「すぐ実現させたいこと」を書かないと、達成できなかった…と満足感を得にくくなってしまいます。

まずは、思いつく限りのやりたいことを書き出しましょう

そして実現までの期間を考えることが非常に重要です。

2.期間ごとでやりたいことを書く

やりたいことを書き出したら、それぞれいつまでに叶えたいのかをカテゴライズしていきましょう。

例えば、下記のように期間を分類しておくとわかりやすくなるのでおすすめです。

  • 今年やりたいこと|春
  • 今年やりたいこと|夏
  • 今年やりたいこと|秋
  • 今年やりたいこと|冬
  • 2〜5年以内にやりたいこと
  • 10年先にやりたいこと
  • 人生でやりたいこと

やりたいことは、漠然としたイメージのままでは行動に移しにくくなります。

そこで、今年のいつ頃に叶えていたいのかを「期間」ごとに落とし込んでみてください。

今年の春には、誰とどんなふうに過ごしていたいのか、その中でどんなことをやってみたいのか…具体的にイメージを膨らましていきましょう。

真心(まこ)

人生でやりたいことは「バケットリスト」とも呼ぶよ

3.今年のやりたいことを書く

ここまで、準備が整ったら今年のやりたいことを書くだけです。できれば手帳やノートなど紙にペンで書き出すことをおすすめします。

書くときのポイントは1つ。

単語だけ書くのではなく、「完了形」で書きましょう

例えば、

  • デジタルイラストをSNSに投稿し始めた
  • パーソナルカラー診断を受けてきた
  • カリグラフィで手帳を彩れるようになった
  • 新しい仕事を任せてもらえた
  • 資格試験に合格できた

など、「やりたいことがすでに叶った状態」で書くのがポイントです。

完了形で書くことのメリットは、見るたびにビジョンがはっきりすることが挙げられます。

何度も見返したくなる、見たら実現したいと心がワクワクできるような工夫をしてみてくださいね。

4.書いたままにしない

毎年やりたいことリストを書いてる方の中には、年に数回しか開かないという人も少なくありません。

やりたいことリストを書く時間だけでなく、その後の活用の仕方こそ大切です。

書いたページを何度も見返すことが、「やりたいことを実現させられるかどうか」に大きく影響します。

  • 月末の週末には、必ず開く
  • 寝る前にパラパラする
  • やりたいことリスト達成度を友人とシェアする

など、書いたままにしないように意識してみてください。

やりたいことリストを作る3つメリット

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ここまで、やりたいことリストの作り方について解説してきました。

やりたいことリストを書き出すことで、下記の3つのメリットがあります。

  • なりたい自分が見えてくる
  • 行動力がアップする
  • 達成感を感じながら過ごせる

毎年、書いてもうまく活用できていない……
という方は、改めて書くことによるメリットの理解を深めておきましょう。

メリットがわかることで、早く書きたい!という気持ちも強くなっていくはずです。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.なりたい自分が見えてくる

やりたいことは、一見バラバラで共通点がないように思えるかもしれません。

しかし、「自分の理想の暮らし」という視点で見れば、全てに共通している部分はあります。

どんな人に囲まれて、どんな暮らしをしたいのか、自分はどんな姿でありたいのか……。

やりたいことをリストにまとめるうちに、1年後なりたい姿が見えてきますよ。

やりたいことリストのページのそばに、ぜひ1年の目標や理想の暮らしも一緒にメモしておくのがおすすめです。

2.行動力がアップする

やりたいことを書くときには、「期間」を意識することが大切だと説明しました。

3年後に実現させたい目標に向けて、今年やりたいことは何か?という視点でやりたいことを書き出すことで、自然と行動のハードルを下げることにつながります。

行動のハードルが下がることで、アクションしやすくなり、実行しやすくなるということです。

やりたいことリストを実現させながら、自分の夢や目標、理想に近づいているということを忘れずに1年を過ごしてみてくださいね。

3.達成感を得ながら過ごせる

やりたいことをリストにしておくことで、「自分が理想に近づいている」ことを実感しやすくなります

また、やりたいことは暮らし単位の「小さな目標」ともいえます。

日々、目標をクリアしていくことで自分の行動に自信を持てたり、達成感を得やすくなったりするでしょう。

さらに、「できた」という達成感は、自分の次の行動を後押ししてくれるパワーにもなるものです。

1年の中で、やりたいことを叶えていくことが「自分の成長」にもつながっていったら、嬉しいですよね。

やりたいことがそもそも見つからない…見つけるコツ4選

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ここまで、やりたいことリストの作り方やメリットについて、解説してきました。

とはいえ、「自分にはやりたいことなんてない」「毎年何を書けばいいか悩む」という人も少なくないでしょう。

やりたいことを見つけるのは、コツをつかめばぐっと書き出しやすくなるものです。

ぜひ、下記の4つのコツを押さえて今年は自分のやりたいことをたくさん書いてみてくださいね。

  1. 3年後どんな自分になっていたい?
  2. やりたくないことを考えてみる
  3. できるかどうかは一旦置いておく
  4. 小さなやりたいことも書いておこう

1. 3年後どんな自分になっていたい?

やりたいことを書き出す前に、「どんな自分になりたいか?」を考えてみましょう

3年後、どこで誰と、どんな暮らしをしていたいですか?

はたまた、どんなチャレンジを実現させていたいでしょうか?

3年後の自分を思い描いてから、「そのために今年やっておきたいことはなんだろう?」という、逆算的に書いていくと、書きやすさは変わってきます。

もし、やりたいことも、なりたい自分もわからないという方は、3年前の自分を思い出すのも方法のひとつ

3年間での変化、3年の間でできるようになったことをまずは書いてみてください。

過去の自分を見て、これからの自分を見たとき、「なりたい」「変わりたい」は、探しやすくなるはずです。

2.やりたくないことを考えてみる

やりたいことが思いつかなくても、「やりたくないこと」は思いつく方も多いです。

  • 残業したくない
  • 楽しみのない生活は嫌だ
  • できるだけ家事をやりたくない

上記のような、やりたくないことは見方を変えれば「やりたいこと」にもなります。

  • 毎週2日以上は定時で帰って、家でくつろぎたい
  • 家族で国内旅行に行きたい
  • 近場でお気に入りカフェを見つけたい
  • 時短レシピを10品増やしたい
  • ルンバが欲しい

やりたくないこと3つに対して、どうしてやりたくないのか、どんな手段で解決できるのかを考えてみると、自然と「やりたいこと」は見えてきますね。

3.できるかどうかは一旦置いておく

やりたいことリストに書く内容は、「必ず実現しなくてはならないこと」ではありません

やらねばならないという、使命的な感覚になるとワクワク感は減ってしまいます。

書き出すときには、「やれるかどうか」は考えずに、ワクワクする気持ちのままにとりあえず書いていきましょう。

しかし、実現できないことばかり書いては本末転倒です。

そこで、一度書き切った後で、やりたいことの細分化ができないか検討するのがおすすめです。

たとえば、「資格試験に合格したい」というやりたいことの場合。

  • 自分に合った参考書を見つけたい
  • 手帳で勉強ログを書きたい
  • 5月受験で申し込みたい(1年で何度も受験できる試験の場合)

このように、合格するという目標を達成するまでの「スモールステップ」は、さまざまあります。

たとえ、試験に合格できなくても「なりたい自分の姿」に向けて、スモールステップをクリアできたなら、それは素晴らしいことです。

やりたいことリストを書くときには、スモールステップのやりたいことも意識してみましょう。

4.小さなやりたいことも書いておこう

やりたいことリストに書く内容は、大小構わず書いて良いです。

大きなやりたいことの実現に向けて、小さなやりたいことを見つけるのはもちろん、

「美味しい焼き芋が食べたい」も、あなたがワクワクする大切なやりたいことのひとつです。

やりたいことリストを作る上で、何よりも重要なのは「自分で限界を作らないこと」です。

自分らしいと思えるやりたいことをたくさん書いてみてくださいね。

完成したやりたいことリストはどうする?

やりたいことリストを作ったままにしていませんか?

ワクワクできるやりたいことリストが完成したら、ぜひ下記の3つを試してみてください。

  1. 周りに宣言してみよう!
  2. 定期的に見直そう!
  3. 小さくてもできたことを見つけよう!

特に、重要なのはいつでも手にとって見れる状態にしておくことです。

やりたいことリストは、定期的に見直すことをおすすめします。

1.周りに宣言してみよう!

やりたいことリストの中には、パーソナルなものもあるかと思います。

しかし、周りの家族や友人、信頼できる人とシェアするのもおすすめ!

例えば、春までに叶えたいやりたいことトップ3という形で、SNSで宣言したり友人との話のネタにしたりするのも良いですね。

言霊という言葉があるように、自分の中だけで完結させずに周りに言葉にしてみることは大切です。

言葉にしてみることで、チャンスが舞い込んできたりヒントをもらえたりすることもあるでしょう。

やりたいこと一緒に考えたい、自分のビジョンを聞いてほしいという方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

2.定期的に見直そう!

やりたいことリストの達成度が低い方は、定期的に見直すことをおすすめします

例えば、月の終わりのタイミングで「来月やりたいこと」として、やりたいことリストから、引っ張ってくるのも良いですね。

自分のやりたいことで、スケジュールが埋まることは、幸福感を高めることにもつながるでしょう。

3.小さくてもできたことを見つけよう!

やりたいことリストを定期的に見直すとき、ぜひ進捗を意識してみてください。

まだ、現時点では達成できていなくても、やりたいことに向けて行動できたことがないか、あるいは、今月できそうなことはないかを探してみましょう。

どんなに些細なことであっても、できた!という経験は自信になるものです。

ぜひ、小さくても日々自分のできたことに、まずは目を向けるようにしてみてくださいね。

まとめ:やりたいことリスト作りは年末年始がおすすめ!

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今回は、「やりたいことリストの作り方と活用方法」について、解説しました。

これまで、やりたいことを書き出しても、なかなか行動に移せなかったという方は、まず自分の「やりたいことの細分化」を意識してみるのもおすすめです。

小さな「できた!」を積み重ねた先に、理想の自分はいます。焦らずに今できること、心のままに行動してみてくださいね。

特に年末年始は、1年を振り返りや目標設定するのがおすすめの時期です。暖かな場所で自分の理想や、やりたいことに想いを馳せる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

「やりたいことリスト100の作り方」動画でも解説しています

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