「偏愛マップ」をご存知ですか?偏愛マップとは、齋藤孝著の書籍で紹介されたワークのひとつです。
自分の好きなものを改めて書いてみると、自分と向き合うこともできます。
ぜひ、この記事の書き方を参考にしながら、偏愛マップを作ってみてくださいね。
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偏愛マップとは
偏愛マップとは、自分の語れるほどに好きなものを書き出していく、シンプルなワークです。
書き出す際には、自分の好きなことを改めて整理できたり興味関心の傾向を把握することもできます。
さらに、書いた偏愛マップを活用すれば、自己紹介の場面で「相手に親近感を持ってもらえる」といったメリットもあります。
「自己紹介をしてください」という場面は、誰しも一度は経験があるかと思います。
自分のことを相手に伝えるって難しいと感じることもありますよね。
初対面の人と話すことに緊張する理由は、
- 相手がどんな人かわからないから
- 自分と話が合うか心配
- 沈黙が怖い
- 自己紹介で何を話せばいいかわからない
などが考えられます。
しかし、「自分の好きなこと」に関しては、誰もがついつい熱量持って語ってしまうのではないでしょうか?
「この芸能人の方の、役者魂が好きで!!」
「推しのアイドル(キャラ)を知ってほしい!」など。
偏愛マップに書き出すポイントは「自分が語れるほどに愛してやまないもの」です。
人やキャラクター以外にも、「お気に入りのお店」「このグルメはぜひ食べてほしい」といった、周りの人に布教したいくらい好きなものを、思い出して書いてみると面白いかと思います。
「偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド」斎藤 孝 著
偏愛マップの作り方
偏愛マップの作り方はとても簡単です。
下記の3ステップで作っていきましょう。
- 好きなものを箇条書きする
- カテゴリー分けする
- マップにまとめてみる
またこの記事で紹介する手順は動画でも解説しているので、こちらも参考にしてください。
1.好きなものを箇条書きする
はじめに、自分の好きなものをひたすら書いてみましょう!
好きなものは、流行りものではなく「語れるほどに好きなもの」を書くのがおすすめです。
しかし、中には好きなものがすぐ思いつかない…語れるほどにハマったことがない…
と、好きなことを書くのにハードルの高さを感じる人もいるでしょう。
(ちなみに、わたしもそうです)
好きなことが思い浮かばないという方は、ステップ2で紹介する「カテゴリー分類の例」を参考にしながら書いてみてくださいね。
2.カテゴリー分けする
次は好きなものをカテゴリー分けしていきましょう。
カテゴリーとは、食べ物・場所・キャラクターなど、いわゆる「好きな〇〇」の〇〇に入る部分です。
このカテゴリーを整理しておくと、マップにまとめる際に書きやすくなりますよ。
カテゴリー分類の例は下記の通りです。
好きな〇〇
- 色
- 作家
- 自分時間の過ごし方
- 音楽
- 食べ物
- 本
- アート
愛用品
- 日用品
- 文房具
- ガジェット
- アプリ
エンタメ
- 映画
- アニメ・漫画
- ドラマ
- TV(ラジオ)番組
- ゲーム
- YouTubeチャンネル
ブランド
- アパレル
- 雑貨
- サービス
- ステーショナリー
お店
- 飲食店
- 行きつけ
- よく買い物するところ
場所
- お気に入りの旅行先
- 疲れた時に行きたいところ
- 癒しの場所
- 都道府県
芸能人
- 俳優
- アイドル
- 芸人
- YouTuber
- インフルエンサー
キャラクター
- アニメ登場人物
- ゲームキャラ
- マスコット
好きなもの以外にも、こんな内容を書いてみるのもおすすめだよ
プロフィール
・生まれた場所
・これまでの印象的なエピソードなど
今の自分自身こと
・マイブーム
・頑張っていること
・好きな言葉
自分のこれからや願い
・大切にしている価値観や考え
・やってみたいこと
・叶えたい夢
3.マップにまとめてみる
最後に、好きなものをマップとしてまとめていきましょう。
イラストを描いたり、色をつけたりして自分の好きなものを自由に表現できたら、完成です!
実際に書き出してみたらこんな感じになるんだね!
まとめ方は、これに限らずさまざまあるので、
私の偏愛マップは一例として参考にしてみてね!
偏愛マップで自分と向き合う方法
偏愛マップは、自分と向き合う方法のひとつです。
自分の好きなことを知ることは、自分自身の考え方や大切にしているものに気づくきっかけになり得ます。
しかし、中には語れるほどに好きなものなんてない…と感じてしまう人もいるでしょう。
「自分の好き」は、人よりも特別好きである必要はないです。
あくまで自分が大切にしているものや、応援したりよく出向いたり、元気をくれる存在だったりするものこそが、「好きなもの」であると私は考えます。
誰かと比べるのではなく、自分の好きなものにとことん向き合うという意味でも、偏愛マップが役立てるはずです。
また、他にも自分と向き合う方法はあります。
偏愛マップ以外にも、
- ジャーナリング
- 自分宛交換日記
- 自分への問いかけ
などが挙げられます。
他の詳しいやり方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
番外編|偏愛マップを活用する
偏愛マップを作ったら、ぜひシェアしてみてください。
初対面の人や知人、オンラインで知り合った人に偏愛マップを見せてあげることで、共通点や話のきっかけを見つけることができます。
自分の好きなことと向き合えるだけでなく、人との関係を築く際にも有効です。
偏愛マップを作ったら、コピーしたりデータでいつでも見れるようにしたりするのがおすすめです。
まとめ|好きなものを書き出してみよう
今回は、「偏愛マップ」の作り方と活用して自分と向き合う方法を紹介しました。
自己理解を深めたい方は、まず自分の好きなことに思いを馳せてみることから始めてみましょう。
そして、偏愛マップは自己紹介の際にぜひ有効活用してみてください。
思わぬところで、相手との共通点を見つけられるかもしれませんよ。
今回ご紹介した、偏愛マップに興味のある方は、ぜひ下記の書籍も参考にしながら作ってみてくださいね。