自分と向き合うとは?ノートを活用した自己理解の深め方と30の自分への質問

自分と向き合う時間にノートを用意してみようのアイキャッチ画像です


自己理解を深めたい、今後の生き方を考えたいなどの理由から、「自分と向き合う時間」を作りたいと考えてはいませんか?

自分と向き合うことは、日常生活では気づいていない「潜在的な部分」を見つけることができる時間です。しかし、自分と向き合う方法を難しいと感じる人も少なくありません。

そこで今回は、自分と向き合う時間に「ノート」を活用するやり方を3つご紹介します。

ぜひ、読みながらノートを開いて試してみてくださいね。

こちらの画像はcallme.サイトの執筆者真心について紹介しています。心理学卒・コーチング実績230時間以上。セルフケアコーチとして登壇実績も多数。
目次

自分と向き合うとは?

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自分と向き合うとは、「潜在的な自分の意思や感情」に気づくために必要な時間です。

はじめに、自分と向き合うことの意味やメリットについて理解しておきましょう。

1.自分と向き合うことの意味

自分と向き合うことは、「今の自分自身」に目を向けるだけではありません。

自分と向き合いながら、さまざまな自分の一面を見つめることができるのです。

  • 過去の経験
  • 自分が今感じている課題や悩み
  • これからどうしていきたいのか

過去・現在・未来を多角的に見ていく中で、自分の本当の価値観に気づけたりモヤモヤした気持ちの正体がわかったりすることもあるでしょう。

真心(まこ)

そもそも「自分」という存在は自分で認識している部分が全てではないんですよ。

『ジョハリの窓』
ジョハリの窓という心理学の考え方があります。「自分」の見方は主に下記の4つがあります。

開放の窓:自分も他者も知っている自分の一面
秘密の窓:自分は知っているが他者は気づいていない自分の一面
盲目の窓:他者は知っているが自分が気づいていない自分の一面
未知の窓:最後に自分も他者も気づいていない自分の一面

くまちゃん

自分では「ズボラ」だと思っているんだけど…

真心(まこ)

そうかな?私はくまちゃんのことを、関心を持って人の話を聞いてくれるから、話しやすいって感じているよ!

くまちゃん

それは自分だけでは気づけない一面かも!!

2.自分と向き合うメリット

自分と向き合う時間で得られるメリットは、人によってさまざまです。

たとえば、自分と向き合う時間を通じて下記のようなメリットを得ることができるでしょう。

  • 自分の「やりたいこと」が見えてくる
  • 長所と短所をしっかり理解できる
  • 過去の経験を今・未来に活かす方法を考えられる
  • 自分を多角的に見ることができる
  • 自分の足りないところを気づける
  • 暮らしの軸ができて人に振り回されづらくなる

ノートで自分と向き合うやり方|3選

ノートで自分と向き合うやり方|3選の見出し直下の画像です

ここまで、自分と向き合うことの意味とメリットについて解説しました。


自分と向き合いたくても、自分と向き合う時間をどうやって過ごせばいいのか、何をすればいいのかわからないという人も少なくないです。

この記事では、さまざまな自分と向き合う方法の中でも「ノートを活用したやり方」をピックアップしてご紹介していきます。

真心(まこ)

ノートを使う他には、1人旅に行ってみる人に自分の長所を聞いてみるなども方法のひとつだよ。

では、一つずつ一緒にやり方を見ていきましょう!

1.ジャーナリング

1つめにご紹介するのが、「ジャーナリング」です。

ジャーナリングとは、書く瞑想とも言われています。用意するものはノートとペンだけです。深く思考したいテーマ、今書きたいことを頭に浮かんだままにただ書き出していくという方法です。

ジャーナリングは習慣化することで、感じているありのままの感情を整理したり、悩みごとを客観視したりしやすくなります。

ジャーナリングを自分と向き合う時間に取り入れることで、ネガティブ感情をぐるぐると考え込んでしまうことを防ぐ役割も期待できます。

ゆったりと自分の内面に意識を向ける時間を暮らしに取り入れてみてくださいね。

くまちゃん

ジャーナリング気になる…!!

真心(まこ)

ジャーナリングのやり方」については下記の記事も合わせて参考にしてみてね

2.偏愛マップ

次に、自分と向き合う方法で試してほしいのが「偏愛マップ」です。

偏愛マップとは、齋藤孝さんの著書内で紹介されているワークで「自分のとにかく好きなこと」を書き出していきます

自分と向き合うことは、「自分の好きなこと」を知ることから始めてみるのも良いですね。

まずは自分が何を好きなのか、そしてなぜ好きなのかを深堀していくと、「価値観」や「自分の傾向」を把握することにもつながります。

くまちゃん

みんなの偏愛マップも気になるね!

真心(まこ)

自分と好きなものが同じだと、親近感も持ちやすいから気になるよね!みなさんもインスタグラムでぜひ「#偏愛マップ作ってみた」で投稿してみてね

偏愛マップの作り方・書き出す時の工夫については動画でも解説しているよ

3.自分宛交換ノート

最後に自分と向き合う方法でおすすめのやり方が「自分宛交換ノート」です。

これは、日記を少しアレンジしたノート術で、「今日の出来事」と「明日の自分への質問」を書くやり方です。

くまちゃん

日記だけじゃダメなの?自分と向き合えそうだけど…

真心(まこ)

もちろん日記だけでも大丈夫!

でも、「出来事」だけを記録してるだけでは自分と向き合うことって難しいよね。なので、私はこんな書き方をしていたよ!

自分宛交換ノートの説明画像1日目です
自分宛交換ノートの説明画像2日目です
自分宛交換ノートの説明画像3日目です

自分宛交換ノートは、筆者(真心)自身が1年間実際に取り組んできた手帳術です。

毎日、日記を書くだけよりも、書くことが楽しく続けられています。

交換ノートに書く質問は、自分だからこその問いかけもあって、時にはハッとさせられたり、いつもと違う過ごし方にしてみようかなと行動するきっかけになったり……。

問いかけが思いつかないという方は、次の章で紹介する「自分と向き合う30の質問」から、取り入れるのがおすすめです。

30の質問で自分と向き合う時間を過ごす

ここまで、自分と向き合うノート術を3つご紹介してきました。

全てに共通していることは、自分と向き合うために「自分自身へ問いかけをすること」です。より自分の核心を突くような質問ができれば、自分と向き合う時間をより有意義にしていくことができます。

一方で、なかなか自分に対して質問が思いつかない方もいるでしょう。

そこで、以前callme.インスタグラムで紹介した「自分と向き合う30の質問」を一覧にしました。

ノートの上や一番下に先に30の質問を書いておくだけで、ページを開いたタイミングで自分への質問に答えられるようになるので、早速書いてみてくださいね。

回答する際には、「なぜだろう?」と自分の価値観に触れながら自分と向き合う時間を過ごしていきましょう。

真心(まこ)

今回ご紹介する以外にも、自分と向き合う質問はたくさんあります。質問内容をアレンジして、自分だけのとっておきの30の質問を作ってみるのも面白いですね!

自分と向き合う30の質問 一覧

  1. 今日の気分を天気マークで表すなら?
  2. 今日1番笑ったことは
  3. 最近満足感を得られた瞬間
  4. 最近の気になるトピックは?
  5. 自分を動物に例えるなら(理由つき)
  6. 今年中に叶えたいこと、やりたいことは?
  7. 最近ハマっている食べ物は?
  8. どんな過ごし方をしてるときが「自分時間」だと思える?
  9. あなたにとって自分らしさとは?
  10. 1日の疲れが癒やされる瞬間はどんなとき?
  11. 自分の中の殿堂入りを教えて!(映画・本・場所・食べ物etc…)
  12. 明日はゆっくり過ごしたい?アクティブに行動したい?
  13. (理由も一緒に考えてみてね)
  14. 最近1番リラックスできたのは何をしていたとき?
  15. なかなか眠りにつけない時、何する?
  16. 重い腰が上がらない…あなたのやる気スイッチは?
  17. ついついやっちゃう(言っちゃう)癖は?
  18. 30分自分時間をプレゼントされたら何をしたい?
  19. 自分にご褒美、何をする?
  20. 自分の人生を四字熟語で表すなら?理由も
  21. 自分の長所は何?
  22. 直したい短所は?
  23. この1ヶ月で1番集中した瞬間は何しているとき?
  24. 今日できたこと!より良くできたこと
  25. 自分の理想の暮らしとは?
  26. 理想の暮らしを叶えるために!最初の一歩なにする?
  27. 今年の夏やりたいことは?
  28. 自分に足りないものは?
  29. 足りないものを補うためにできることは?
  30. この1ヶ月間での良い変化は?

まとめ|客観的に自分を知りたいならノートを活用してみてね

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今回は、自分と向き合う意味やメリット、やり方についてご紹介しました。自分と向き合う時間の過ごし方のヒントは見つかりましたか?

自分を客観的に把握したいと考えている方には、特にノートを利用するのがおすすめです。

ペンを手に取り書き出すこと、そして読み返してみることで自分の内なる声の「本音」と「建前」にも気づけるでしょう。

自分と向き合う時間を過ごしながら、ご自身の今後にワクワクする時間が今よりも増えていくことを願っています。

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